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きみとぼくの、失われた時間(ラノベ/小説・紹介・感想)

著者:つゆのあめ (著)
イラスト:
出版社:スターツ出版


主人公は15歳の少年。15歳の少年は失恋はするは、家族は離婚の危機でギスギスしているはで、こんな人生もういやだ!っていう境地にいます。
そんな少年にげるように駆け込んで神社でウトウトと眠りについてしまうのですが、そこで目を覚ますとなんと10年後の未来にタイムリープしちゃいます。

10年後、少年が25歳になる未来では、成長したフラれた彼女や親友や家族再開し、みんながみんなそれぞれの道を歩んでいる世界でした。

まぁいってみれば、10代に辛い事や、きついことを経験せずに、いきなり10年後にタイムリープしていまって、そこで出会う人物がなんかこう丸くなっていて心地良いと思ってしまう主人公なのですが、まわりのみんなはそれぞれ濃い10年を過ごして成長している訳ですね。

多分ですが、そのことにだんだんと気づく主人公は、10年後のこの世界は自分の居場所じゃない!ってなんとなくですが疎外感というか違和感を覚えるという展開を予想しちゃう人も多いかもしれません。

10代から20代へ逆タイムリープモノが教えてくれる「今」を生きる事が大切という物語って感じです。

 

 

理想の人間関係が実現している未来。でもやっぱり「今」が大事ということを明示してくれる物語

きみとぼくの、失われた時間

きみとぼくの、失われた時間 (スターツ出版文庫)
発売日:2016/5/28

あらすじ(Amazonより): 15歳の健は失恋し、友達とは喧嘩、両親は離婚の危機と自分の居場所を見失っていた。神社で眠りに堕ち、目覚めた時には10年後の世界にタイムスリップしていた。そこでフラれた彼女、親友、家族と再会するも、みんなそれぞれ新たな道を歩んでいた。居心地のいい10年後の世界。でも、健はここは自分の居場所ではないと気づき始め…。『今』を生きる大切さを教えてくれる青春物語。

 

しろ: この作品は10代から20代へ未来へ逆タイムリープしちゃう作品ですね。人生経験を積むプロセスを飛び越えて未来を見てしまっても、記憶や経験を共有できないとなじめない違和感というかやっぱりそういうのが出てきちゃうように思います。 未来の姿をみて、はじめて、今困難にある現状をしっかり生きなければ!と思えるようなところは、不思議な神社の神様の思し召しってヤツなのかもしれませんね。

posted by しろ 投票 1 0


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